修理事例
Majesty250 4HC1
リング状態で止まっていると
前に出ようとすると持ち込まれた。
クラッチが壊れていると診断してバラして驚いた。走行距離が11200㌔程度なのでここまでひどいとは思わなかった。
リターンスプリングが2本折れて常に開きっぱなしの状態だったのだ。
ライニングが減りあげて下地の金属部分が顔を出していた。
その金属部分がクラッチハウジングに直接当たっていたのだ。
ここまで減るというのは相当の期間この状態で乗っていたということになる。
この状態でも乗れるということにも驚いた。
ここまでバラしたついでにクランクシャフトのオイルシールからオイルがにじみ出ていたのでオイルシールも交換して修理完了とした。