修理事例

スズキバンバン50 燃料コック キャブレターオーバーフロー修理

懐かしい2サイクルバンバン50がオーバーフローするということで持ち込まれました。
燃料コックはON状態からコックレバーが動かず固着した状態でした。
オーバーフローはキャブレターのニードルバルブの交換すればいいし、燃料コックはパッキンを交換すればと考えて作業開始。

ニードルバルブは純正の在庫があったのでさっそく注文。燃料コックパッキンをAmazonで探したら「スズキ バンバン50、75,90 44341-05110互換」とあったので注文。現在付いているコックをバラしたらコックレバーをパッキンに押し付ける円形スプリングの代わりにどういうわけかサークリップが使用されていた。もちろん円形スプリングは部品として販売されておらずスズキ系のコックの新品を注文してバラしてスプリングだけを使用することにした。だが入荷したコックのスプリングはわずかに大きく使うことはできなかった。
結局ヤフオクで中古のパーツを落札してばらしてその円形スプリング使うことにした。
ところが入荷したAmazonのバルブは現在付いているものよりわずかに小さく、それでも互換とあったので組んではみたがタンクにガソリンを入れたらコックよりガソリンが洩れてきた。
それでどうしようと探していたらヤフオクにスズキの純正の袋に入って、寸法もノギスで計測した写真も載っていてAmazonで取ったものより若干大きい44341-05110だった。
落札したら現在付いているものと同寸これでコックはOKとなった。

上がAmazonで取り寄せたパッキンと袋で
下がヤフオクで落札したパッキンと袋

完成したコックを装着してタンクにガソリンを入れてコックをの作動を確認したらON状態ではガソリンが出るがRES状態でガソリンが出てこない。再度ガソリンを抜いてタンクを外して調べることにした。そしたらタンク前方の予備側のホースが折れて、タンクを外す時に折れてた部分からちぎれてしまった。ホースが経年劣化で硬化していたので、タンク⇔コック間コック⇔キャブ間全て新品に交換するとことにした。それとタンクに差し込んであるフェルターも純正新品があったので交換することにした。

 

 

 

 

 

下が予備側のホースでちぎれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェルターのネット部分が消失していた。

 

 

 

 

 

 

 

フェルターとコックに至るホースを新品に交換してタンクを取り付ける時に気付いたのだが、以前の燃料ホースの通し方が違っていたように思われる。タンクの設置場所に太いフレーむがあってその上にタンクを乗っけるんだが、ホースをフレー厶の上を通したためにタンクとフレー厶に挟まれて折れてしまいつぶれて予備燃料が使えていなかったようです。もっともコックがONの位置に固定されていたのでこれでよかったのかもしれませんが?

ホースをフレー厶の下を通して右側の燃料コックまでもっていきました。

これで完成と思い始動を試みるがエンジンがかからない。キャブレターのドレンボルトをゆるめてもガソリンが出てこない?キャブレターに接続する燃料ホースまではガソリンが来ている。

なんで?

ニードルバルブを交換したことによりフロートが下がり、それでキャブレター本体に接触してニードルが閉じてキャブレターにガソリンが入らなかったと判断。

真鍮のフロートを上方に曲げて組んだら、ようやくエンジン始動にこぎつけた。

フロートを曲げ過ぎて湯面が上がり濃い混合気になるのが心配だったが、試乗してプラグの焼け具合を見たら良好だったのでこれで修理完了とした。

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