修理事例

先日に続いてガソリンタンクの掃除である。
今回は旧車ヤマハYDSのガソリンタンクが持ち込まれた。旧いだけに汚れも錆も先回よりもひどい状態で最初にPro Toolの錆取り革命で洗浄して、次におなじみの花咲かGでの処理を施した。

錆取革命で洗浄して水洗いしたらごっそり錆の塊が出てきた。洗浄後花咲かGを入れるのに燃料コック取り付け部を塞ぐためにOリングを挟んで自作した円形アルミ板取り付ける時に、一般に使用されているネジを使ったら３か所とも３山ぐらいしか入っていかない？
錆ていて入らないのかとも考えたが、３か所とも同じぐらいの所で入らなくなった。ひょっとしてネジピッチが違うのでは？と考えて調べたら解説してくれているホームページを発見！
旧車を扱っている人なら承知していることなんだろうけど、現行のISO規格（国際標準化機構）というのがあって国内のJIS規格もこれに準じているとのことだが、１９６５年に現行のものに改訂されたそうで、それまで旧JIS規格が採用されていてピッチが違うそうだ。
現行ISO規格のM５のピッチは０．８㎜で旧JIS規格のピッチは０．９㎜とのことで、入らないわけだ。
さっそくネットで旧JIS規格ネジを注文した。ホームページで解説してくれた人に感謝します。